中国クラシファイド広告大手58.com(58同城)の物流部門と香港拠点の同業GoGoVan(高高客貨車)が合併、アジアの都市内物流市場を掌握へ

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Image credit: GoGoVan

中国のクラシファイド広告大手 58.com(58同城、NYSE:WUBA)のオンデマンドサービス子会社 58 Home(58到家)は8月28日、同社の物流部門 58 Suyun(58速運)が香港のスタートアップ GoGoVan(高高客貨車)と合併すると発表した。かつてライバル企業同士だった両社は、合併によりアジア最大の都市内ロジスティクスおよび配送オンラインプラットフォームになると 58 Home はコメントしている。

58 Home は、中国では引き続き 58 Suyun のブランド、中国以外では GoGoVan として運営される新会社の筆頭株主となる。同社の顧客である店舗および消費者は、アプリを使って家具のほかレストランで調達する食材、ホテルの備品などあらゆる物品の配送を依頼している。アプリは、位置データに基づいてトラック運転手のネットワークにその注文をつなぐ。58 Suyun はこれまでに中国で100万人の運転手を抱え、100を超える国内都市でのプレゼンスを確立してきた。GoGoVan はアジア6か国・地域の14都市に展開し、登録運転者数は18万に達する。

GoGoVan の合併は、中国と東南アジア一帯の50都市に展開し、プラットフォーム上に50万人の運転手を抱える香港拠点のスタートアップ Lalamove にとって脅威となる。同社は1月に3,000万米ドルのシリーズ B ラウンドを終了しており、2017年末までに中国とアジアで60以上の都市への展開を目指している。

今回の合併は、2015年当時最大のライバルだった Ganji.com(赶集)を 58.com が買収した事例を思い起こさせる。これにより、中国最大のクラシファイド広告サイト大手2社による10年にも及ぶ競争に終止符が打たれた。O2O サービス全般を網羅している 58 Home は、オンデマンドの家事サービスや洗車プラットフォームに至る多くの競争に直面している。しかし同社は、O2O ビジネスの強化に向けスタートアップ100社に対する投資資金として大量の弾薬ともいうべき15億米ドルを確保している

親会社の 58.com は2015年に、Alibaba(阿里巴巴)、Ping An Insurance(平安保険)、プライベートエクイティ会社 KKR がリードするエクイティ資金調達ラウンドで3億米ドルを調達し、ユニコーンの地位を得ていた。Tencent(騰訊)も 58.com に出資している。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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