本稿は、Disrupting Japan に投稿された内容を、Disrupting Japan と著者である Tim Romero 氏の許可を得て転載するものです。Tim Romero 氏は、東京を拠点とする起業家・ポッドキャスター・執筆者です。これまでに4つの企業を設立し、20年以上前に来日以降、他の企業の日本市場参入をリードしました。 彼はポッドキャスト「Disrupting Japan」を主…
本稿は、Disrupting Japan に投稿された内容を、Disrupting Japan と著者である Tim Romero 氏の許可を得て転載するものです。Tim Romero 氏は、東京を拠点とする起業家・ポッドキャスター・執筆者です。これまでに4つの企業を設立し、20年以上前に来日以降、他の企業の日本市場参入をリードしました。
サービス名は「Waymo One」と呼ばれ、Uberや他の人気配車サービスとよく似ている。出発地・目的地を基に Waymo One が見積りを提示した後、乗客は専用アプリで自動運転車を呼び、A からB地点に移動することができる。
しかし、Waymo One はまだ一般の人には利用できない。まずトライアルプログラムのアーリーステージに関わる乗客のみが利用可能で、今後より多くの人を乗せられるようにするという計画だ。
すでにプログラムへの参加が許された乗客は、大人2人と子ども1人を連れて行くことができる。
「Waymo One」のアプリ
2009年、Google がステルスプロジェクトの一環として、初めてサンフランシスコの道路で自動運転車のテストを開始した。2016年、同社の自動運転車部門を Waymo と名前を変え、Alphabet の子会社としてスピンアウトした。CEO は Hyundai North America の元社長兼 CEO である John Krafcik 氏が務めている。
Waymo One の自動運転車は、メトロフェニックスエリアで24時間利用できる予定。完全自動運転であるが、サービス開始の段階では人間ドライバーを車内に搭乗させる。しかし、Waymo は彼らが車を制御しなければならないことを意図しているわけではないので、「安全な」ドライバーとして売り込むことはない。ドライバーのいない車に乗ることに不安を覚える人に安心感を与えるのである。