韓国のデジタルヘルス企業Carelabs(케어랩스)、美容医療ツーリズムポータル運営のEunogo(유노고)を買収

SHARE:
Image credit: Eunogo

韓国に拠点を置く美容・ヘルスケア関連 IT 企業 Carelabs(케어랩스)が、美容・ウェルネス関連のオンラインコンシェルジュスタートアップ Eunogo(유노고)の株式を53%取得し、買収した。Eunogo は拠点である韓国のほか、シンガポールとインドネシアにもオフィスを構えている。買収額は明らかにされていない。

この取引により Carelabs は、Eunogo の美容・ウェルネスプラットフォームを利用しながら東南アジアでの事業拡大が可能となる。一方、Eunogo は Carelabs が持つ蓄積されたクリニックデータベースと販売ネットワークにアクセスできるようになる。これらのデータとネットワークは、品質保証とカスタマーエクスペリエンス(CX)を改善するために利用されるという。

Eunogo は2015年に設立され、韓国において美容に関する施術やツアーを手配するプレミアムバーチャルアシスタントサービスを運営している。美容整形やお直しのために韓国を訪れたいと思っている外国人とコネクションや専門知識を共有し、一流の技術を持った医師へのアクセス、医療通訳者、プライベート交通、コンシェルジュサービスといった VIP ケアを提供している。

Eunogo によると、韓国の美容整形市場は100億米ドルに上り、専門クリニックの数は2,000軒を超える。その中で外国人観光客はどの医師にすべきか判断に迷っているという。Eurogo は韓国政府が持つ医療のオープンデータを活用し、適切な医療パートナーの事前選択、および医師の「舞台裏」の評判をチェックするために、40のスクリーニング基準を設けた。これには「著名人が訪問したかどうか」、「医療事故や苦情を隠蔽した経験があるかどうか」も含まれ、ユーザが適切な手術を受けられるよう審査をしている。

Eunogo CEO の カン・ユ(강유)氏
Image credit: Eunogo

固定ユーザとして、シンガポールやインドネシアの芸能人や社交界の有名人も Eunogo を利用している。

Carelabs の CEO キム・ドンス(김동수)氏は、次のように語った。

韓国へ向かうインバウンド医療観光客の数は増え続けていますが、顧客が抱える問題を理解し、対応できる優れたプラットフォームがありません。Carelabs はこの買収を通じ、韓国における医療観光産業の成長をリードし、韓国の No.1 ビューティープラットフォーム企業として Eunogo と連携を図っていきます。

一方、Eunogo の共同設立者兼 CEO であるカン・ユ(강유、英語名:Joy Kang)氏は、次のように述べた。

この取引で、シームレスなCXとブランドのさらなる認知拡大という次のレベルに進むことができます。

またシンガポールやタイなど、韓国以外にも渡航先を増やす計画を立てているという。

2016年11月、Eunogo はシンガポールの Peter Tan Organization の設立者であるシリアル投資家 Peter Tan 氏がリードするシードラウンドで、数十万米ドルを資金調達した

【via e27】 @E27co

【原文】

----------[AD]----------