※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。
<24日午前10時更新> 想定価格に幅があるため、企業評価額の算定根拠を想定価格の平均価格に変更。
スキマバイト/ワークシェア事業を展開するタイミーは21日、東京証券取引所への新規上場申請を実施し、承認されたことが明らかになった。市場区分はグロースで証券コードは215A。公募株は無し、3,224万5,400株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは483万6,800株。主幹事は、大和証券、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券、モルガンスタンレー MUFG 証券。上場予定日は7月26日(最短の場合)。
価格の仮条件は7月9日に決定し、ブックビルディング期間は7月9日からで、最短の場合7月17日まで、最長の場合は7月23日まで実施される(上場予定日の確定に伴い変動)。最終的な公開価格決定日は、7月18日から7月24日の間(上場予定日の確定に伴い変動)。
上場時の発行済み株式総数が9,513万9,000株で、想定価格の平均価格の1,4301,330円から算出した企業評価額はおよそ1,360.51265.3億円規模。同社公開の有価証券届出書によれば、2023年10月期の通期売上高が161億4,000万円で経常利益が19億2,400万円となっている。
タイミーの公開は2018年8月(当初の英語表記は「Taimee」)。創業したタイミー代表取締役の小川嶺氏は高校の時からインターンをはじめ、慶応大学のビジネスコンテストで優勝したことをきっかけにファッションの会社を設立。この事業を1年ほど運営してピポットし、2019年3月にタイミーを新たに設立した。2024年2月時点で700万人超のギグワーカー、飲食業・物流業・小売業などの約98,000事業者が利用している。
主要株主は、創業者で代表取締役の小川嶺氏を筆頭に(21.96%)、Recolle(8.27%)、Keyrock Capital Management(7.27%)、MIXI(東証:2121、5.58%)、ジャフコ(東証:8595、4.30%)、月山特定目的会社(3.66%)、エン・ジャパン(東証:4849、3.53%)、サイバーエージェント(東証:4751、3.51%)、JEC2 Limited(3.30%)、Woodline Partners(2.91%)、サイバーエージェント・キャピタル(2.46%)、取締役 CFO の八木智昭氏(2.37%)などが続く。
<タイミーのこれまでの軌跡>
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