企業向け業務自動化のAIスタートアップAllganize、シリーズAで340万米ドルを調達——KDDI、グローバル・ブレイン、SparkLabsらから

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2019.5.8

オークランド、東京、ソウルを拠点に、ディープラーニングを使った企業向け業務自動化サービスを開発・提供する Allganize(オルガナイズ)は8日、シリーズ A ラウンドで340万米ドルを調達したと発表した。このラウンドのリードインベスターは SparkLabs で、グローバル・ブレインと KDDI が共同で運営する KDDI Open Innovation Fund(KOIF)、SparkLabs、Fast Investment、Laguna Investment、Bass Investment が参加した。KOIF からは、前回シードラウンドでの100万ドルに続く調達となる。同社の創業以来の累積調達金額は440万米ドル。

Allganize では、調達した資金を使って AI 人材の確保、同社が拠点を置くアメリカ、日本、韓国でビジネス展開の強化を図るとしている。

Allganize は、グロースハック・ツールの 5Rocks の前 CEO イ・チャンス(이창수、Changsoo Lee)氏が2017年に設立したスタートアップだ(5Rocks は2014年、Tapjoy にバイアウトしている)。日本国内では、5Rocks 時代に日本代表だった佐藤康雄氏が、5Rocks イグジット後にも Allganize の日本市場開拓をリード。今年2月には Allganize の日本法人を東京・品川に設立している。

NLU API
Image credit: Allganize

現在同社が主力としているのは、企業が従業員向けに提供できるチャットボットの「Alli」と、自然言語理解(NLU)の API だ。Alli は従業員からの問い合わせへの対応やレポーティングが自動化でき、NLU API は、金融・保険・通信・IT・コマースなどの業界に特化した言語理解の仕組みを提供している。

同社では現在の顧客数を公表していないが、2019年中にグローバルで120社を超える企業にサービスを提供したいとしている。2017年11月のシードラウンド発表時には、2018年第1四半期の目標顧客獲得数を100社に設定していた。現在の顧客には、パーソルプロセス&テクノロジーなどがいる。

チャットボットの「Alli」
Image credit: Allganize

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