先日、日本に上陸したモバイル決済のSquareが本日、iPhone、iPadでのクレジットカード決済を可能にするカードリーダーのSquareリーダーが、日本国内のApple Store全7店舗で取り扱いを開始されたことを発表した。
これまでSquareリーダーはオンラインのみで取り扱われており、店頭での取り扱いは、日本ではApple Storeが初。Squareリーダーとセットで利用するPOSアプリ「Squareレジ」も、App Storeからダウンロードできるようになっている。同アプリのダウンロードはこちらのページから。
Apple Storeで販売される「Squareリーダー」の価格は980円。PayPal Hereのリーダー端末が1,260円、楽天スマートペイのリーダー端末が2,980円、Coineyは今月末まで期間限定でカードリーダーを無料で提供している。手数料も、Squareが3.25%、PayPal Hereが5%、楽天スマートペイが4.9%、Coineyが4%となっており、現時点ではSquareは価格の面で優位に立っている。
現在Squareは、Squareリーダーの購入者には、アカウント登録後、特典として1,000円が付与されるボーナスキャンペーンを実施している。商品パッケージに同梱されている専用のコードをウェブサイト上で入力し、申請すると、指定の銀行口座に振り込まれるという仕組みだという。端末の価格が980円であるため、この特典がある期間中は実質実購入者が負担する金額は0円ということになる。
また、Squareはサイト上に「Squareウォレット」という新しいサービスについてのページも開設している。現段階ではComing Soonとなっており、詳細はまだ不明だが、スマートフォンでの支払い、ポイントの自動付与、店舗検索、ギフトカードの送受信などが可能になるサービスのようで、事業者サイドだけではなく、一般のユーザサイドへのアプローチも今後実施されていきそうだ。
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する