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クレジットエンジンがシードラウンドで約1.1億円を資金調達、機械学習活用の中小企業・個人事業主向け融資サービス「LENDY」をβローンチ

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(1月30日14時更新:CFO の名前が誤っていたのと、VOYAGE GROUP を全文字キャピタルに修正。) 東京を拠点とするフィンテック・スタートアップのクレジットエンジンは30日、シードラウンドで総額1.1億円を調達したと発表した。同社は2016年9月に Draper Nexus Ventures と VOYAGE GROUP(東証:3688)から5,000万円を調達していたが、事業展開に必…

(1月30日14時更新:CFO の名前が誤っていたのと、VOYAGE GROUP を全文字キャピタルに修正。)

東京を拠点とするフィンテック・スタートアップのクレジットエンジンは30日、シードラウンドで総額1.1億円を調達したと発表した。同社は2016年9月に Draper Nexus Ventures と VOYAGE GROUP(東証:3688)から5,000万円を調達していたが、事業展開に必要な貸金業免許が金融庁から交付されたのを受け、今回、500 Startups、500 Startups Japan、フリービットインベストメントから6,000万円を調達した。調達時期は2回に分かれているが、いずれもシードラウンドでバリュエーションなど調達条件も同じとのこと。なお、これにあわせて、30日からオンライン融資サービス「LENDY(レンディー)」のベータ版運用を開始した。

クレジットエンジンは、CEO の内山誓一郎氏(上の写真中央、椅子に座った右の人物)や CFO の井上樹氏(上の写真最左)らにより2016年7月に設立。内山氏は新生銀行を経て、仙台の NPO で東北震災後の中小企業の資金調達支援に携わり、その後、UCLA で MBA を取得。昨年までは、マネーフォワードで事業推進部のマネージャーを務めていた。一方の井上氏はアクセンチュア出身で、ネットエイジなどでも事業に関わった。自身もモバイル CRM サービスを起業した経験があり、ヤフー社長室を経てバイアウトファンドに従事し、今回のクレジットエンジン参画となった。

LENDY は、中小企業や個人事業主向けに、比較的少額で短期間のつなぎ資金や運転資金を融資するサービスだ。各種ウェブサービスとの連携や機械学習の活用により、独自のリスク評価とスピーディーな申込受付や与信ができることから、従来の銀行や金融機関ではとりこめなかった資金ニーズにフォーカスする。LENDY では、ユーザが申し込みに際し、法人や個人の存在確認に加え、ユビレジ、スマレジ、freee、Amazon、住信SBI銀行、楽天銀行などの利用サービスのアカウントと API 連携することで、機械学習を活用した精緻なリスク評価を実現する。

これはいわゆる「ネオバンク」と呼ばれる金融包摂(financial inclusion)の領域で、アメリカでは Whole Foods Market(NASDAQ:WFM)が生産者向けのローンを展開したり、インドネシアでは Taralite が Uber の API と連携し、ドライバーの稼ぎに応じた条件で融資が実行されたりするサービスが現れている。

LENDY のダッシュボード(抜粋)

LENDY では、中小企業や個人事業主が急に資金が必要となる場合に資金を借り入れられるようにすることで、彼らが資金繰りではなく事業運営に集中できる環境を提供したいとしている。現時点では飲食店、理容室、美容室、オンラインショップ運営者を主な対象としており、1顧客あたりの予定平均貸出額は150万円(最高1,000万円)、平均貸出期間3ヶ月(最長1年間)、金利は10〜14%程度を予定している(サービス開始当初は貸出額は制限される)。いわゆる P2P レンディングではないため、貸出に必要となる資金については、クレジットエンジンが一般金融機関などから調達するようだ。

日本のフィンテック業界のイベントなどでも、人工知能を活用した新しい金融包摂のサービスを耳にし始めた。THE BRIDGE でも機会を改めて整理してお伝えしたい。

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ゲーム会社向けオンライン商品プラットフォームの「PowerCore」が、シードラウンドで200万米ドルを調達

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オンラインストアでスマートトイを販売し、デジタルアクティベーションとゲーム用商品ソリューションを提供する PowerCore は、200万米ドルのシードラウンドを終了した。 既に投資している Cherubic Ventures(心元資本)の他、500 Startups、East Ventures、Golden Gate Ventures が今回投資を行った。 PowerCore は Rock Yo…

PowerCoreによって制作されたBattle Tails関連商品
PowerCoreによって制作されたBattle Tails関連商品

オンラインストアでスマートトイを販売し、デジタルアクティベーションとゲーム用商品ソリューションを提供する PowerCore は、200万米ドルのシードラウンドを終了した。

既に投資している Cherubic Ventures(心元資本)の他、500 StartupsEast VenturesGolden Gate Ventures が今回投資を行った。

PowerCore は Rock You の設立者で前 CTO の Jia Shen(沈佳)氏と Young Lee 氏によって2015年に設立され、パロアルト(カリフォルニア州)と東京(日本)に事務所を構えている。

このスタートアップは、ブランド企業が製造したさまざまな形のある商品を、モバイルゲーム用バーチャルキャラクターに変えることを支援する。ユーザは商品を購入したり、展示会でブランド企業のブースを訪れたりするなど、ブランドの商品に直にふれる行動によりデジタル報酬を受け取ることができる。ユーザがモバイルデバイスで PowerCore タグをスキャンすると、すぐに報酬を得られる仕組みだ。

同社のオフラインツーオンライン(O2O)デジタルアクティベーション・ソリューションには、デジタルタグ付き商品の生産機能、デジタル報酬の管理機能、デベロッパーキットのインテグレーション機能などがある。

また、PowerCore プラットフォームでは NFC と AR のリアルワールドタグでどのデバイスからも優れたスキャン体験ができる。また、ユニーク ID を用いることにより、ユーザ個人個人に対するデジタル報酬の発行、ソーシャルメディアにおける共有機能、真正性の検証機能を提供している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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上海発の大学入学支援プラットフォームが「Dyad」に改称、500 StartupsやSOSVらから60万ドルを調達

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大学生にメンターアドバイスを提供するサービス ChaseFuture は水曜日(4月13日)、大学生の仕事探しと就職活動を支援するキャリアメンターシップサービスをローンチしたことを発表した。同時に、同社の社名を「Dyad」へ変更した。 上海に拠点を置く Dyad はまた、60万米ドルの新規資金調達ラウンドの完了も発表した。このラウンドは500 Startups および SOSV が主導し、NASD…

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大学生にメンターアドバイスを提供するサービス ChaseFuture は水曜日(4月13日)、大学生の仕事探しと就職活動を支援するキャリアメンターシップサービスをローンチしたことを発表した。同時に、同社の社名を「Dyad」へ変更した。

上海に拠点を置く Dyad はまた、60万米ドルの新規資金調達ラウンドの完了も発表した。このラウンドは500 Startups および SOSV が主導し、NASDAQ上場の教育関連企業も参加した。これに加え、既存の出資者には、ニューヨークに拠点を置く Artesian Capital ManagementBanyan Partners、シリコンバレーに拠点を置く Harbor Pacific Capital、および多数の主力エドテック(教育テクノロジー)エンジェル投資家が挙げられる。今回のラウンドで、Dyad の累計ファンドは100万米ドルに達した。

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最新の出資状況で注目すべきは、中国でのキャリア育成サービスに対する関心の増大である。杭州に拠点を置く教育およびキャリア情報プロバイダである Quanrenjiaoyu(全人教育)は昨年12月に総額2億1,000万元(3,240万米ドル)で Xiuqiang Glasswork Co., Ltd.(江蘇秀強玻璃工芸)に買収されている。

500 Startups のマネージングパートナーである Khailee Ng 氏はこう語る。

アジアにおいては、子どもに最良の教育を受けさせるためであれば、親は何よりも多くのお金を費やします。Dyad の助けが得られるのであればなおさらです。

Dyadのスケジューリングツール
Dyadのスケジューリングツール

Dyad 設立者で CEO の Greg Nance 氏は TechNode に次のように語った。

ほとんどの大学はキャリア支援サービスを提供しますが、学生がパーソナライズされた支援を十分に受けたり、カスタマイズされたサービスを受けるのは難しいです。
若いプロフェッショナルにウェブデザインやデータサイエンスなどのスキル開発を支援するスタートアップは数多くありますが、私たちは若者が学生のうちから、彼らのキャリア探索を一から組み立て、仕事の選択肢を広げるのを支援できます。

Dyad は学生や若い社会人と200名を超えるメンターを、Dyad.com のオンラインのビデオカンファレンスや書類レビューのためのデジタルワークスペースでつないでいる。学生は自分の空き時間に応じてコンサルティングや書類レビューの予定を組み、都合の良い時間に接続できる。コンサルタント料はビデオカンファレンスをした時間やメンター指導の頻度により決まる。またメンターは、世界トップクラスの大学や、Google、JP Morgan、Goldman Sachs、McKinsey その他多くのトップ企業所属である。

ケンブリッジ大在学中の2012年に設立以来、同社はトップ大学のメンターシップに注力し、1,700名を超えるクライアントが23ヶ国の大学に入学するのを支援してきた。同社は、クライアントの37%が「トップ25の大学」に入学し、135名がアイビーリーグの大学に入学したとしている。

試験対策のマーケットでは、家庭教師サービスの New Oriental(新東方)、K-12(義務教育)放課後のチューターサービスの TAL education(好未来)といった中国の企業が挙げられる。

 

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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神戸市が500 Startupsとタッグを組みアクセラレータ・プログラムをローンチ、本日から募集受付を開始

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14日、500 Startups と神戸市は共同でプレアクセラレータ・プログラムを開設すると発表した。8月1日〜9月9日に、神戸・三宮駅近くの神戸情報大学院大学を会場に実施され、最終日となる9月9日には、500 Startups から Dave McClure 氏、Christine Tsai 氏、Zafer Younis 氏、Marvin Liao 氏、Mat Johnson 氏らパートナーを招…

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写真:Dave McClure 氏の Instagram から

14日、500 Startups神戸市は共同でプレアクセラレータ・プログラムを開設すると発表した。8月1日〜9月9日に、神戸・三宮駅近くの神戸情報大学院大学を会場に実施され、最終日となる9月9日には、500 Startups から Dave McClure 氏、Christine Tsai 氏、Zafer Younis 氏、Marvin Liao 氏、Mat Johnson 氏らパートナーを招き、参加チームが成果を披露するデモデイが開催される予定だ。

神戸市と 500 Startups は本日から特設ウェブサイトを通じて、参加を希望するチームの募集を開始。最終的に15チームから20チームが選考され、約1ヶ月間のプレアクセラレータ・プログラムへの参加が許される。募集対象はシードステージにある日本内外のスタートアップで、募集分野は BI ツール、コマース、FinTech、EduTech、ヘルスケア、IoT、SaaS など。特に神戸の地域課題をテーマとする場合は、(オープンイノベーション支援の一環として)スポンサー企業との連携参加が認められる。

500 Startups が地方自治体と組んでインキュベーションに注力した例としては、2013年が大阪市と活動したケースが思い出される。これを契機に大阪では現在、毎年2月に開催されるスタートアップ・カンファレンスの HackOsaka、大阪市や在阪企業が出資する48億円ファンド Hack Ventures 、大阪駅前の OIH(Osaka Innovation Hub)GVH(Global Venture Habitat)を中心としたインキュベーション、スタートアップのシリコンバレー派遣プログラムなどが実施されるようになった。

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一方、神戸市は昨年からスタートアップ・コンペティション「KOBE Global Startup Gateway」を開催したり、日本内外から将来性豊かなスタートアップを神戸に集める「KOBE STARTUP OFFICE」事業を展開したりしている。東京以外の地方自治体によるスタートアップ支援の取り組みを見てみると、互いに支援策の差別化やスタートアップの誘致にしのぎを削っており、例えば、福岡市では地理的にも近い台湾のスタートアップを招聘することで、コミュニティのグローバル化を目指している。

神戸市においては、昨年始めた「KOBE Global Startup Gateway」の名前にもある〝グローバル性〟の活路を 500 Startups に求めた可能性が高いと考えられる。今回のプレアクセラレータ・プログラムの開設を機に、神戸発のスタートアップがシリコンバレーをはじめとする世界のスタートアップ・ハブでプレゼンスを高めることを期待したい。

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500 Startupsの創業パートナーが語る「組織が100人を超えたときに起こり得る6つのこと」【寄稿】

Christine Tsaiさんは、@500Startupsの創業パートナーです。前職は、@Googleと@YouTubeに在籍。バレーダンサー。愛犬は、@nickeythepug。本稿は、Mediumに掲載された記事をご本人から許可を得て翻訳したものです。Twitterは、@christine_tsaiでフォローできます。 今月初旬、500 Startups(以降 500)のチームは毎年恒例の冬…

Christine-TsaiChristine Tsaiさんは、@500Startupsの創業パートナーです。前職は、@Google@YouTubeに在籍。バレーダンサー。愛犬は、@nickeythepug。本稿は、Mediumに掲載された記事をご本人から許可を得て翻訳したものです。Twitterは、@christine_tsaiでフォローできます。


2016年1月 プエルト・バヤルタに集まった500 Startupsのチーム
2016年1月 プエルト・バヤルタに集まった500 Startupsのチーム

今月初旬、500 Startups(以降 500)のチームは毎年恒例の冬季社員旅行のためにプエルト・バヤルタに集まっていた。メンバーが世界中のあちこち(正確には20カ国以上)に分散していることもあり、忘れらない体験になった。

ここ数日間、私はたくさんのセレンディピティーを目の当たりにした。直接会ったことがないメンバーと初めて顔を合わせたことで会話が弾んでアイディアが生まれ、社員旅行が終わった後にコラボレーションする計画を立てた。即興で開かれたテーマ別のセッションは、一週間の中で最も濃い内容になったと思う。

参加者は全員、気持ちが高まり、活気付き、やる気に満ちた状態で帰路に着いた。彼らは、500のミッションを再認識し、そもそもなぜチームに参画したのかを思い出していた。

こうした全ての出来事が、500というチームの今について考えるきっかけになったー100人強のメンバー、世界20カ国以上にまたぎ、2億ドル以上の投資資金、ポートフォリオの数は1,300社を超えていて、GIFもたくさんある。ここまでの道のりは、まさにジェットコースターだった。高い時は頂点に立ち、低い時はどん底まで落ちた。成長に伴って避けられない過酷な痛み。数え切れないほどの傷。

ファウンダーとしての君の役割は、チームの人数が10人、20人、50人、100人と増えていくたびに劇的に変わっていく。君は時々、チームがどれだけ成長したかを忘れて、10人しかいなかった頃と同じように振る舞ってしまう。

ミスをして、また次もその次もミスをする。

極度のインポスター症候群に悩まされる。
(*何かが上手くいっても運が良かっただけだと思い込み、自己評価が異常に低い状態のこと)

自分は何をやっているんだ、と常に自分を責めてしまう。

以下に、会社の人数が100人を超えた時に起こり得ることについて、私の考えをまとめてみた。効果は人によりけりだろうが、1つや2つ、思わず頭を振って賛同するものがあるかもしれない。君の会社が100人を超えていようと超えていまいと、きっと役に立つはずだ。

バリューを維持することの難しさ

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バリューこそ、会社の基盤だ。文化は、日々の行動や姿勢など、そのバリューが具体化されたものだと言える。バリューの具体化を後押しする文化的姿勢を戦術的に導入すべきだ(待たずに初日から始めるべき)。例えば、500のコアバリューは以下の通りだ(ここでも議論されている)。

  • 大胆であれ、謙虚であれ。ミスは許しても、小心は許容すべからず
  • 迅速に動き、物事を破壊せよ。成功するまでそれをスピードを持って繰り返せ
  • 自分、そして他者に挑戦せよ。常にお互いに責任を課せ
  • 変化し、多様であれ。多様性と包含性は、私たちの利益戦略で道徳的必須要項だ。それを謳歌せよ
  • 思いっきり楽しみ、稼げ。稼ぐことは私たちの使命でGSD(Get Stuff Done)であると同時に、それを楽しむこともまた私たちの使命である


(また、私たちはハッシュタグを愛用している。私たちのバリューを要約したハッシュタグは、#500STRONG、#500LOVE、#HFGSD の3つだ)

*#HSFGDは、Have Fun Getting Stuff Doneの略

会社の成長がある一点を越えると、これらのバリューを維持することが日に日に難しくなる。会社がトラブルに陥るのはこの時だ。だからこそ、会社のバリューに真剣に向き合い、毎日それを実践することが欠かせない。

メキシコでは、各チームメンバーが会社のバリューを象徴するストーリーを共有した。同時に、うまく維持できているバリューがどれで、逆に実現できていないバリューについても話し合った。
(社員旅行前に実施された全社員に向けたアンケートが元になっている)

文化的姿勢を体系化する方法には、明示すること、正式な方針として打ち出すこと(例:対立を解決のための方針など)、表彰や賞賛といった前向きな強化と、次の段落で紹介するものなどがある。

慣習は、会社をつくることも壊すこともできる

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多くの人は、プロセスや組織といったものに拒絶反応を示す。官僚制の目的のために官僚制をこうむった、大企業で働いていた時のトラウマが思い起こされるからだ。彼らは、それが創造性の息を止め、鈍化させてしまうのではないかと恐れている。

その一方で、慣習は組織を鋭敏なものにし、またチームが成功を収めるために必要な要素でもある。組織が掲げるバリューの日々の実践に役立ち、それをより実体のあるものにしてくれる。

慣習というものは、何にでも、そして全てのものに対して適用できる。それは、チームのコミュニケーションかもしれないし、会議かもしれないし、四半期ごとのOKR(Objective and Key Result(目標と主な結果)かもしれないし、営業、カスタマーエンゲージメント、データ、チームの結束力を高めるためのイベントかもしれない。慣習を育み、組織全体の確固たるインフラストラクチャーに投資することは、説明責任やパフォーマンス向上に素晴らしい効果を発揮する。

500のチームには、マネージャーと直下のメンバーがやり取りするチャネルとして、15Fiveと毎週の1:1sがある。また、週に1回のEメールと、月に1回のサマリーで今取り組んでいることを共有し合う。

アクセラレータープログラムに新しいスタートアップを迎え入れる時は、必ずウェルカムナイトでキックオフする。そこには、500の卒業生やコミュニティが参加し、いつだって楽しい夜になる。また過去数年間、隔年の1月と6月の社員旅行も有言実行している。

プロのスポーツ選手が、練習や調整に「臨機応変」に臨むことはない。彼らは、気が違ったように規則正しい療法や慣習に習うことで、肝心な時にいつでも力を発揮できる状態にある。組織にも全く同じことが言える。

手を離す

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創業チームを超えて組織が成長していく時、ファウンダーの役割は劇的に変化する。以前のように、自らあれこれに参加して進められなくなる。この時、「手を離すこと」は、ファウンダーにとって最も難しいことの一つだ。しかし、チームに最高の成果を出してもらうためには、彼らに権限を与え、オーナーシップを持って取り組んでもらうことが必須だ。

それはもしかすると、完全にディスカッションから外れることを意味するかもしれないし、または直接意見を求められない限り一切発言しないことを意味するかもしれない。賢明な判断をチームに任せ、彼らを信じることに頑なになろう。自分の功労を犠牲にしてでもそうすべきだ。これは、ファウンダーに課せられた最も難しいタスクの一つだ。それもそのはず。プロダクトを作ることのほうが、2016年の予算予測を見直すよりずっと楽しいのだから。

マイクロマネージすることや、人に任せられないことは、十分に能力があるチームに対して無駄に首を突っ込むことでしかない。チームは、仕事を完全に任される日は永遠に来ないのだと感じ、モチベーションが下がってしまう。

こんなリーダーになってはいけない。

自分でやってみることで、チームは学ぶ。チームが選ぶ新しい視点やアプローチこそ、そもそも彼らを採用した理由だったはずだ。彼らに仕事をさせてあげよう。口を挟むのは、大災害の可能性を感じた時だけにしよう。

高校は永遠に終わらない

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ハイスクールドラマは高校卒業と共に終わるはずだって?

不正解。

組織の成長と共に、派閥は自然と生まれていく。機能ごと、オフィスごと、年齢ごと、趣味ごと、ありとあらゆる軸で持って。同じ系統の鳥がかたまるように、また君の組織がボットではなくて人間を採用し続ける限り、それは避けて通れない。不思議なのは、鳥と違って人間同士がやりとりすると仲良くできないことがあることだ。

週1ミーティングに参加し、15Five reportsに対応し、質問に回答し、人を勇気付け、対立を解決する。こんな風にチームを支えることで私の時間の大部分が過ぎていく。3番にあるように、君はバグをコードで直すことに慣れているかもしれない

今度は、君のチーム内の「バグ」を直すことに時間をかける番だ。君の役割には、常に人が関係するー採用、解雇、そして成功に向かって彼らを奮い立たせること。これを手間だと片付けてしまうのではなく、何より真剣に取り組むべきだ。君のチームが極めて重要であることは言うまでもない。

また、予防医学のほうが治療医学に比べてより効果的だ。問題になってから対処するのでは手遅れだ。ソリューション(慣習!)にたっぷり投資することが、未然の防止に繋がる。それは君の人生をよりシンプルになものにし、その結果としてチームもまたハッピーになるはずだ。

多様性と包含性に多方面からアプローチせよ

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多様性や包含性と聞くと、人種や民族性、性別や年齢、宗教などなどを思い浮かべる。しかし、同様に、さまざまな働き方や、個々人がベストを尽くしやすいやり方を模索することも大切だ。

例えば、社会には内向的な人と外交的な人がいる。社員旅行の後、複数の人から「500は社交的な文化が強い」という意見をもらった。そして、社員旅行の行事の進め方の多くは、100人の前でプレゼンをすることを居心地悪く感じる内向的な人にとってハードルだと。

この指摘は、私たちの日々のオペレーション(例えば、ミーティングの進め方、投資案件の評価の仕方など)が、「声を大にした人が勝つ」文化に基づいているという不運な気づきをもたらしてくれた。才能に満ちた、でも声を大にして発言しない人にとっては、非常にやる気の出ない環境であることを。

声を大にして発言するように人の背中を押すことはできるが、内向的な人にも合った慣習をつくる必要がある。

例えば、文字で伝えるコミュニケーション(アンケート、Eメール、Slackなど)でもいいし、1対1や少人数で行うフィードバックするためのより親密な環境、一人一人に個別の発言時間が設けられ、アイディアやトピックについて意見が言えるミーティングのあり方でもいい。そうしないことは、素晴らしい才能が離れていくリスクを意味する。

「べき論」について頭を悩ますな

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私の大のお気に入りの映画「Chocolat」のセリフにこんなものがある。組織が大きくなると、君は「もうこれ以上できない、もう小さいスタートアップじゃないんだから」と思うかもしれない。子どもが生まれて親になった人が、プレッシャーを感じて、「あるべき姿」を守ろうとすることに似ている。まるで、もう自分ではいられないかのように。

成長に伴って、チームの動かし方には変化が求められるが(例えば、透明性が組織としてのコアバリューの一つなら、10名のチームと100名のチームとではそのやり方が違うだろう)、それは同時に型を壊すためのチャンスでもある。

自分自身のバリューに忠実であり続ければ、その他のことは後からついてくる。GoogleやFacebookでそれが上手くいったからといって、真似するべきではない。君の組織にとって正しいことをやるべきだ。

この投稿にフィードバックをくれたSusan Su, Dave McClure, Bedy Yang, Tawheed Kader, Brett Northart, Ken Lin に感謝する。

(翻訳:三橋ゆか里)

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ジャカルタのカスタムメイド家具EC「Fabelio」がシリーズAラウンドで200万米ドルを調達

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南ジャカルタを拠点とするオンライン家具店、Fabelio は本日(原文掲載日:1月27日)、Venturra Capital 率いるシリーズAラウンドで200万米ドルを調達したと発表した。 既存の投資家である 500 Startups と IMJ Investment Partners もこのラウンドに参加した。Venturra Capital のパートナー Stefan Jung 氏が Fabe…

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南ジャカルタを拠点とするオンライン家具店、Fabelio は本日(原文掲載日:1月27日)、Venturra Capital 率いるシリーズAラウンドで200万米ドルを調達したと発表した。

既存の投資家である 500 Startups と IMJ Investment Partners もこのラウンドに参加した。Venturra Capital のパートナー Stefan Jung 氏が Fabelio の取締役会に加わることになる。

500 Startups のパートナー Khailee Ng 氏は、次のようにコメントしている。

Fabelio の驚くべき成長は、持続可能性をはっきりと重視した方針も相まって、500 Startups が Fabelio に追加投資を行う十分な材料となりました。

同社チームは収益性と企業文化に重点を置きながら、どうすればeコマーススタートアップが果敢に成長していくことができるかを示した模範的事例です。

Fabelio は調達した資金を利用して、マレーシアやシンガポールなどの新興地域市場の開拓だけでなく、新技術の開発、物流インフラの強化、より多彩な商品ラインナップを提供することを計画している。

Fabelio のCEO兼共同設立者である Krishnan Menon 氏は e27 へのメールで次のように語った。

今回調達した資金を利用して、弊社は物流などの他にマレーシアでの供給市場開拓も今年行う予定です。2016年後半あるいは2017年前半にはマレーシア市場に進出しているでしょう。できれば、シンガポール市場にも進出したいと思っています。

実際、グローバル展開を率いる幹部チームの雇用を戦略的に行いました。東南アジア市場は広く開かれていますから、積極的に開拓するつもりです。

同社はチームを増強し、2016年3月には南ジャカルタの Panglima Polim で新しいショールームをオープンする予定だ。

Fabelio は2015年7月に、500 Startups や KK Fund、IMJ Investment Partners から50万米ドルのシード資金を調達した

2015年6月にローンチされてから、Fabelio は既存のサプライチェーンを合理化し、デザイン制作プロセスを刷新することでより手頃な価格で高品質な家具を提供することを目標としている。

社内のデザインチームが開発した製品を提供する一方で、Fabelio は地域の「家庭・生活用品」ブランドとも協力関係を築いている。同社はプロジェクトや供給管理ツールだけでなく、オンラインマーケットプレイスも提供している。

<関連記事>

【via e27】 @E27sg

【原文】

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クラウド自動化のMobingiが、500 Startupsから12.5万ドルを調達——堀内氏や吉田氏ら、クラウドエキスパートがジョイン

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東京とシリコンバレーを拠点とする、クラウド自動化プラットフォームの Mobingi は、500 Startups から12.5万ドルを資金調達したと発表した。あわせて、10月13日から開始された 500 Startups のアクセラレーション・バッチ第15期に参加していることが明らかになった。 Mobingi は AWS(Amazon Web Services)に代表されるクラウドサービスの、運用…

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Mobingi のチーム。左から、Wayland Zhang(張卓)氏、吉田真吾氏、David Siaw 氏、堀内康弘氏、望月玲那氏

東京とシリコンバレーを拠点とする、クラウド自動化プラットフォームの Mobingi は、500 Startups から12.5万ドルを資金調達したと発表した。あわせて、10月13日から開始された 500 Startups のアクセラレーション・バッチ第15期に参加していることが明らかになった。

Mobingi は AWS(Amazon Web Services)に代表されるクラウドサービスの、運用やメンテナンス作業(いわゆる DevOps)を自動化するプラットフォーム。運用に特化したエンジニアを配置確保しにくい中小企業を対象に展開し、エンジニアらが開発作業などに注力しやすい環境を提供する。

Mobingi CEO の Wayland Zhang(張卓)氏によれば、将来的には AWS 以外にも Microsoft Azure、Softlayer、Google Cloud Platform などのクラウド環境にも対応させるが、当面は AWS に特化し、AWS のユーザコミュニティなどを通じてサービスの浸透を図っていくとのことだ。これまでに、Mobingi は、ヤマダ電機、デジタルガレージ、大学出版センター、CMS 導入コンサルティングのデジタルキューブ、ゲーム開発の G&D など有名企業にも導入実績がある。

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Mobingi のデプロイ画面
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Mobingi のダッシュボード

Mobingi は、Open Network Lab 第9期から輩出されたスタートアップ。昨年10月に Slush Asia 東京予選に出場した後、今年1月デジタルガレージから200万円のシードラウンド調達に成功している。サービスの開発を進める上でさらなる資金調達を模索していたが、クラウドや SaaS 分野への調達が日本国内では難しいとの判断から、アメリカでの資金調達を決意し Mobingi Inc. を設立した。開発チームの多くは東京のオフィスを拠点に活動している。

Mobingi を構成するメンバーの顔ぶれも豪華だ。CEO の Wayland Zhang はトロント大学を卒業後、カナダ最大のオンライン広告プラットフォーム Clicksor.com に入社。その後、シリアルアントレプレナーに転身し、北京などで複数回の起業を経験している。元 gumi CTO で AWS のエバンジェリストとして知られる堀内康弘氏は、これまで Mobingi のアドバイザーを務めていたが、今回の資金調達とあわせ取締役に就任した。cloudpack のサービスで知られる AWS 導入企業アイレット出身の吉田真吾氏も、シニアアドバイザーとして Mobingi のチームに加わった。

Mobingi の技術チームの説明によれば、Mobingi の機能を特に特徴づけるのは、データベースのクラスタリングの機能なのだそうだ。ウェブアプリのロードバランシングは、クラウドサービスでも比較的に簡単に実装できる一方、データベースのクラスタリングは導入や設定の手順に手間と時間がかかる。Mobingi によってこの作業がかなり簡略化され、エンジニアはサービスの耐障害性やパフォーマンスを確保しやすくなる。

Mobingi では企業向けの Mobingi 以外に、サービスのマーケティングを意図して、個人デベロッパ向けのフリーミアムな PaaS(platform as a service)として、moCloud も展開している。

moCloud の画面
moCloud の画面

The AWS Japan Mafia

このところ、AWS Japan 出身のエバンジェリストや技術者による、起業やスタートアップへの転身が目立つ。この機会に、Mobingi をはじめとする、AWS Japan 出身者の去就を以下に簡単にまとめてみた。

情報に協力いただいた堀内氏によれば、クラウド関連のスタートアップに転職したり、大企業内でクラウド関連の部署に転籍したりするなど、クラウド関連人材のエコシステムが回り始めていると言えるのではないか、とのことだ。

aws-japan-mafia-nov2015
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AlphabetのEric Schmidt会長がソウルで講演「柔軟な政府、女性の参加がスタートアップの成長には不可欠」

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Google Campus Seoul と 500 Startups が10月27日〜29日までの3日間開催したイベント「CONNECT」の最終日、Alphabet(元Google)の Eric Schmidt 会長が「スタートアップの未来とグローバル戦略」をテーマで講演した。 10時から約1時間行われた講演で、Schmidt 氏は、韓国スタートアップが世界市場で成功する方法を紹介した。Googl…

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Google Campus Seoul500 Startups が10月27日〜29日までの3日間開催したイベント「CONNECT」の最終日、Alphabet(元Google)の Eric Schmidt 会長が「スタートアップの未来とグローバル戦略」をテーマで講演した。

10時から約1時間行われた講演で、Schmidt 氏は、韓国スタートアップが世界市場で成功する方法を紹介した。Google Campus Seoul を作った理由も、韓国の最高のスタートアップが世界的に成功できるように足場づくりをするためだ、と説明した。

彼は、「韓国は世界最高のインターネットの速度、最速のモバイルインターネットの速度を実現している国であり、全世界のネットワークへ最もよく接続された国」と説明し、このような良いインフラとエコシステムの中で、明らかに世界を変えるスタートアップが出てくると確信していると語った。

以下の内容は、彼が話した韓国スタートアップが世界市場で成功するためのカギである。

1.根底に技術があるサービス

Googleは通常、スタートアップに投資するとき、ビジネスに投資するのではなく、スタートアップの持つプロダクトやテクノロジーを実装できるチームに投資している。また、投資や買収の決定において、スタートアップが提供するサービスやプロダクトが技術的にどうかを最もよく見ている。技術がなければ、最高のスタートアップはできない。

遺伝子工学、機械学習、ヘルスケア、コミュニケーション、3Dなどの分野で革新的な技術を持つ韓国スタートアップが、韓国国内市場だけを見てサービスしているのが残念だ。世界の市場は、国内の市場と大きな違いがあるわけではないから、目標を大きく設定して、その技術力を持って、世界に進出してほしい。

2011年のGoogleに初めて参加したときに、Google は、アメリカ国内の利益があるだけで、海外で発生する収益が全くなかった。Google のサービスやテクノロジーは、明らかと同じ人々が住んでいる海外でも十分に可能性があると考え、ヨーロッパに最初にその扉を叩いて収益を創出した。また、韓国では言語の問題で、完全にローカライズされたサービスを提供する Naver が大きく成長して検索サービスのシェアを高める上で困難だったが、常に Googleはグローバルなプラットフォームを指向してきた。そのため、今日の Google にまで発展することができた。

今後の展望のある技術は、機械学習 (machine learning)だ。5年後には機械学習が、車の自動運転、コンピュータ医師、画像認識など産業全般に適用される。現在、Googleは100以上の機械学習プロジェクトを進めている。このような分野で、韓国が技術力で十分リーダーになることができるだろう。

2.良いチームワーク

スタートアップを始めるアイデアがあるのなら、その価値を共有するチームメイトを見つけるべきた。すべての成功したスタートアップは良いチームを持っていた。スマートな人材を雇うことが重要だ。 高いレベルの教育を受けて、熱心に没頭する人材を持つ韓国では、良いチームが多く作れると思う。世界市場に進出するために、多様なバックグラウンドを持つメンバーと一緒にいることは重要で、グローバルな市場での成功はチームメイトの多様性からもたらされる。

3.柔軟な政府

韓国などのアジア市場では政府の支援が多いが、このような政府がスタートアップにサポートをするとき、スタートアップにリスクを取らせないようにしようとする傾向がある。スタートアップの成功には、失敗の経験がとても重要だ。もし政府がスタートアップをサポートするなら、政府はできるだけスタートアップに干渉せず、スタートアップが自由に経営できるよう、そして、成功や失敗を十分に経験できるようにすることが重要だ。

スタートアップは少人数で運営されるだけでなく、金銭的な難しさがあるので、関連する税金を抑えるなどの支援がエコシステムの発展に役立つだろう。教育熱に優れた韓国は、教育の重要性を非常によく理解しているだろうが、政府によるスタートアップ・エコシステムのための教育支援も必要だ。また、女性が働ける環境を作るなど、より柔軟な規制と政府の支援がスタートアップ・エコシステムの花を咲かせるだろう。

アジアには大きな成長の機会がある。低所得層にとどまっていた10億人のアジアの人口が中産階級に変化する。この爆発的な人口の出現で、彼らのための教育、安全、食品、つまり、人に関連するサービスが必要だ。これは、スタートアップにとっては、新たな事業機会になる。小さなスタートアップが世界を変えることができる。起業を恐れず、危機を克服し、失敗を通じて、成功への道を見つけてほしい。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】

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タイのコワーキング・スペースHUBBAが資金調達——500Startups、GGV、Ardent Capitalから36万ドル

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タイ・バンコク市内などでスタートアップ向けにコワーキング・スペースを提供する HUBBA は21日、500 Startups、Golden Gate Ventures、Ardent Capital、および複数のエンジェル投資家から36万ドルを調達したと発表した。今回の調達はプレシリーズAラウンドで、2016年初めにもシリーズAラウンドを実施したいとしている。今回の調達にあわせ、元 Google の…

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タイ・バンコク市内などでスタートアップ向けにコワーキング・スペースを提供する HUBBA は21日、500 Startups、Golden Gate Ventures、Ardent Capital、および複数のエンジェル投資家から36万ドルを調達したと発表した。今回の調達はプレシリーズAラウンドで、2016年初めにもシリーズAラウンドを実施したいとしている。今回の調達にあわせ、元 Google のマーケティング・マネージャーで、500 Startups のパートナーである Ruangroj Poonpol 氏が HUBBA の役員に就任する。

<関連記事>

今回調達資金を通じて、HUBBA はバンコクのみならず、タイ全国にコワーキング・スペースを展開し(筆者が今年初めに、HUBBA CEO の Amarit Charoenphan 氏から聞いた話では、現在のところ、バンコク市内に2拠点とチェンマイに1拠点のコワーキング・スペースがある)、テックギークや起業家のコミュニティを構築したいとしている。

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Amarit Charoenphan(左)と筆者

HUBBA は、シンガポールのテックニュース・ブログ e27 とその投資先にあたるインドネシアのテックニュース・ブログ DailySocial(e27 と DailySocial は、ともに THE BRIDGE のメディアパートナー)とともにジョイントベンチャーを行っており、タイ国内で e27 Thailand をやスタートアップ・カンファレンス Echelon の地域版 Echelon Thailand を展開している。

タイのテックニュース・ブログ ThumbsUp(同じく THE BRIDGE のメディアパートナー)が今後、デジタルマーケティングに軸足をシフトするのに伴い、HUBBA は今年初めには ThumbsUp は共同で、新たにタイに特化したニュースブログとして Techsauce を開設している。

また、HUBBA では、オンデマンドでコワーキング・スペースを借りられるサービス「Node」のローンチを発表している。所在地については明らかになっていないが、タイ国内に複数展開し、起業家や自営業者らがウェブを通じて予約するだけで、暗証番号やスマートロックなどで自由に入退室ができるサービスとなる予定だ。Node などの環境を通じて起業家を養成し、アクセラレーションを通じて、国外にタイのスタートアップを多数輩出していく意図があると考えられる。

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500 Startups、トルコのスタートアップ向けに1500万米ドルのファンドを設立

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<ピックアップ> 500 Startups creates a $15M microfund to invest in Turkish startups 世界各地のスタートアップへの投資に力を入れている 500 Startupsだが、今回新たに1500万米ドルのファンドをトルコのスタートアップ向けに設立する。ここ最近、中東やイスラエル、日本など米国外での投資に力を入れている 500 Startup…

via Flickr by “A Health Blog“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
via Flickr by “Joseph Kranak“. Licensed under CC BY-SA 2.0.

<ピックアップ> 500 Startups creates a $15M microfund to invest in Turkish startups

世界各地のスタートアップへの投資に力を入れている 500 Startupsだが、今回新たに1500万米ドルのファンドをトルコのスタートアップ向けに設立する。ここ最近、中東やイスラエル、日本など米国外での投資に力を入れている 500 Startups だが、新たに注力を入れるマーケットにトルコが含まれることが明らかになった。

ちなみに500 Startupsはトルコのスタートアップへの投資という点ではすでに実績があり、これまでの投資先にはオンラインコースプラットフォーム Udemy、匿名チャットアプリConnected2.me、マーケットプレイスへの販売者向け広告サービスBoostable、アプリストア最適化ツール Mobile Action、開発者コミュニティ Kodingなどが含まれる。

VentureBeatの記事によれば、500 Startupsは今後トルコの100のスタートアップに投資をする意欲があるという。投資の具体的なタイムラインは得に決まっておらず「数年かかるかもしれない」ともいうが、それだけ長期的な成長を視野に入れた上での決断といえる。

以前、「活気づくトルコのスタートアップシーン【2015年前半のレポート】」でもお伝えしたが、トルコのスタートアップはここ最近大きな成長を見せている。2015年前半の投資ラウンドの数は昨年と比較すると50パーセント増加、またアーリーステージのスタートアップに対する投資総額の増加率は200パーセントとのこと。今年に入ってから、最大の資金調達は決済サービス「Iyzico」の620万ドルであり、イスラム圏のファッションEコマース「Modanisa」の550万ドルの調達が後に続く。

今回新たに500 Startupsによるファンドが設立されるというニュースで、さらに世界の投資家の注目が集まりトルコのスタートアップシーンが活気づくことが期待される。

via. VentureBeat

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