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アジアのホテル直前予約アプリ「HotelQuickly」が、グリー傘下の同業アプリ「Tonight」を買収

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香港を拠点とする、ホテルの直前予約モバイルアプリ「HotelQuickly」は、日本のホテル予約アプリ「Tonight」の買収を発表した(訳注:グリーは HotelQuickly に出資しており、Tonight はグリー の傘下にある)。 これにより、HotelQuickly は16番目の市場として日本に参入、新たに400軒のホテルをラインアップに加えることになる。プレスリリースによれば、アジア地…

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香港を拠点とする、ホテルの直前予約モバイルアプリ「HotelQuickly」は、日本のホテル予約アプリ「Tonight」の買収を発表した(訳注:グリーは HotelQuickly に出資しており、Tonight はグリー の傘下にある)。

これにより、HotelQuickly は16番目の市場として日本に参入、新たに400軒のホテルをラインアップに加えることになる。プレスリリースによれば、アジア地域において旅行者に新たな可能性を広げるという意味から、日本進出は HotelQuickly にとって合理的なステップだとしている。

HotelQuickly の共同創業者で COO の Christian Mischler 氏は次のように述べている。

メンバーからのフィードバックが、次に我々が何を HotelQuickly で行うかに大きく影響します。日本が今年訪れてみたいトップ3の国の一つだと、メンバーたちは我々に言っていました。ビザ申請条件が緩和され、東京と現在展開している市場の間のフライトが安くなったことで、日本への自由旅行は今までになく容易になっています。

Tonight の統合には数週間を要するとみられ、また、HotelQuickly は完全に日本語に翻訳対応する必要がある。現在 HotelQuickly は9カ国語に対応している。

既に日本のいくつかの地域のホテルとは交渉を始めています。日本のメンバーにはまもなく、各地域の直前割引宿泊メニューが提供できるようになるでしょう。(Christian Mischler 氏)

これらのモバイル専用割引宿泊メニューは、HotelQuickly のアプリの7日間予約ウインドウで提供されている。

HotelQuickly は Rocket Internet の元エグゼクティブらが2013年にローンチして以降、200万件以上の(取引? 原文不備により翻訳不可)を取り扱ってきたとされる。アジア太平洋地域の250以上の場所のホテルやリゾート約12,000軒が HotelQuickly と提携しており、宿泊の空き在庫を直前予約旅行者に販売している。

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【via e27】 @E27sg

【原文】

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インドネシアのTouchTen Gamesが、グリーと500 Startupsから資金調達——ゲームパブリッシング・プラットフォームの開発を強化

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 Touchten Games は、ジャカルタを拠点とするゲーム開発スタートアップだ。これまでに Ramen Chain や Sushi Chain のようなゲームアプリに加え、ゲーミフィケーションの要素を取り入れた O2O プラットフォーム「Touchten Platform」、ネコ耳婦人警官ゲーム「Target A…

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CEO Anton Soeharyo(左から3人目)、COO Rokimas Soeharyo(右から3人目)、CTO Dede Indrapurna(左から2人目)

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

Touchten Games は、ジャカルタを拠点とするゲーム開発スタートアップだ。これまでに Ramen Chain や Sushi Chain のようなゲームアプリに加え、ゲーミフィケーションの要素を取り入れた O2O プラットフォーム「Touchten Platform」、ネコ耳婦人警官ゲーム「Target Acquired」で Kickstarter キャンペーンを成功させている。

7日、TouchTen Games は、シリーズCラウンドでグリー500 Startups から資金調達したと発表した。調達金額や出資比率については開示されていないが、関係者の話によれば、調達規模は 7-figures(米ドル換算で7桁であるため、日本円で数億円程度)に上ると見られる。これは2013年11月〜2014年3月にかけてに実施した、シリーズBラウンドでのサイバーエージェント・ベンチャーズからの資金調達、および、日本のアニメプロダクションであるトムス・エンターテイメント、シンガポールの United Overseas Bank のVC部門である UOB Venture Management、インドネシアのインキュベータ Ideosource からの資金調達に続くものだ。

今回の調達の目的について、TouchTen Games の共同創業者で CEO の Anton Soeharyo 氏に話を聞くことができた。

これまで、TouchTen Games はゲームデベロッパとしてやってきたが、今後は、ゲームデベロッパをやりながら、プラットフォーム(パブリッシャー)にもなりたいと思っている。プラットフォームをやることで、そこで多くのインドネシアのゲームデベロッパが活躍できるようになり、ビジネス機会を創出するからだ。

このために、(O2Oプラットフォームの)TouchTen Platform にソーシャル機能を追加している。ギフトを贈る機能、対戦機能(ゲーミフィケーション)、それにサードパーティーのしくみに頼らない独自のアナリティクス・システムだ。

アナリティクスの開発に一番お金がかかる。ウェブの世界と違って、ゲームでは、サードパーティーのアナリティクスのような、セッションやリンクによる計測は役に立たない。プラットフォームを使えるようにするには、アナリティクスが必要になる。プラットフォームが使いやすいものになれば、インドネシアや東南アジアだけでなく、全世界のゲームデベロッパに使ってもらってもいい。

東南アジアには、ゲームデベロッパは数多くあるものの、パブリッシャーが少ないことは各所で課題に上がっている。TouchTen Games はこの点にビジネスチャンスを見出したわけだ。今回のグリーとの関係により、TouchTen はグリーが持つ日本でのゲームパブリッシャーとしての知見を活用することができる。グリーが版権を持つ人気ゲームタイトルを、インドネシアでローカライズして展開することもやりやすくなるだろう。また、グリーからの出資の背景には、グリーが東南アジアで O2O ビジネスを展開したい意向があるとされている。

TouchTen Games は2009年の設立。将来のイグジットの計画などについては不明だが、最近の Soeharyo 氏の言動を聞いていると、一スタートアップの経営者というよりは、インドネシア国内やインドネシアと日本をつなぐスタートアップ・エコシステムの醸成に興味を抱き始めているようだ。Touchten Platform の成功により、多くの東南アジアのゲームデベロッパが世界市場にリーチできるようになる日を楽しみにしたい。

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ご近所同士が暮らしを支え合う家事シェアの「エニタイムズ」が、グリーなどから総額2.3億円を資金調達

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「ご近所さん」の間で家事代行などのマッチングを行う「ANYTIMES(エニタイムズ)」が、総額2.3億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。 引受先は、グリー、ディー・エヌ・エー、元ピムコジャパンリミテッド社長の高野真氏、そのほか個人投資家です。さらなる経営基盤やシステム開発の強化、またより積極的なマーケティングや人材採用に取り組むとのこと。また今回の資金調達に併せて、社外取締役に高野真…

ANYTIMES

「ご近所さん」の間で家事代行などのマッチングを行う「ANYTIMES(エニタイムズ)」が、総額2.3億円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。

引受先は、グリー、ディー・エヌ・エー、元ピムコジャパンリミテッド社長の高野真氏、そのほか個人投資家です。さらなる経営基盤やシステム開発の強化、またより積極的なマーケティングや人材採用に取り組むとのこと。また今回の資金調達に併せて、社外取締役に高野真氏、和田圭祐氏、メディア顧問に佐々木俊尚氏が就任しています。

掃除や料理などを含む日常的な家事、旅行のあいだのペットの世話、家具の組み立て、さらには語学レッスンまで、エニタイムズではさまざまな特技をスキルとして登録できる仕組み。誰かに手伝ってほしいことに対して、それを得意とするご近所さんにサポートを得ることができます。今年3月末にリリースしたiOSとAndroidアプリも、13万以上と順調にダウンロード数を伸ばしています。

専門スタッフが家事代行などに訪れる従来のサービスと異なり、サポーターズがご近所さんであることが安心感を生むエニタイムズですが、とはいえ、ユーザーの初回利用時の精神的ハードルは決して低いものではありません。そんなユーザーの気持ちを考慮し、昨年5月に導入したのが「認定サポーター制度」です。

認定サポーター制度は、エニタイムズ事務局が一度面談を実施した上で、認定するに値すると判断されたサポーターのみが登録される一種のサポーターズの評価制度。運営側が公式に認定することで信頼感が高まり、依頼者によるサポーター選別基準の一つになっています。この信頼性は仕事の受注率にも表れているため、今後はまだ認定を受けていないサポーターズに向けた認定制度促進に取り組んでいく予定です。

最近では、テクノロジーの進化や普及に恩恵を受ける一方で、「人」というリソースに原点回帰する傾向があります。ただ人と人とをマッチングするだけでなく、そこに「ご近所」という昔ながらの繋がりを持ち込みことで、エニタイムズが今の時代ならではの価値提供をしてくれることに期待したいと思います。

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「起業を再びやりたいとは思わないだろう」ーー創業者・田中氏が振り返るグリー創業からの10年 #bdash

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本稿は、B Dash Camp 2015 Spring in Fukuoka の取材の一部である。 (編注:原文の改変に伴い、初版から一部の内容を更新しました – 4月18日午前10時) 2015年4月10日(金)、日本の福岡で開催された B Dash Camp で、日本のソーシャル・ゲーム・インターネット企業である GREE の CEO 田中良和氏が登壇した。GREE の新サービスや…

gree-yoshizaku-tanaka

本稿は、B Dash Camp 2015 Spring in Fukuoka の取材の一部である。

(編注:原文の改変に伴い、初版から一部の内容を更新しました – 4月18日午前10時)

2015年4月10日(金)、日本の福岡で開催された B Dash Camp で、日本のソーシャル・ゲーム・インターネット企業である GREE の CEO 田中良和氏が登壇した。GREE の新サービスや新規参入分野について語ることはなく、日本の主要インターネット企業の一つを築き上げるまでの苦悩について、スタートアップやジャーナリストらと語った。

私は GREE を自分のアパートで趣味の一つとして始めた。このようになるとは思っていなかった。

田中氏は、2013年の GREE の初期のことをこう振り返った。

アメリカで Friendster が人気を集めているのを見て、田中氏は会社設立を考え、60年代に人気を集めた「六次の隔たり」(Six degrees of separation、知人を6人介すと世界中の人々と間接的な知り合いになれるという考え)から GREE と社名をつけた。

GREE のサービスは日本の若者の間で広く人気を集めた。しかしこのとき、田中氏は当時スタートアップだった楽天でフルタイムの仕事を持っていた。田中氏は GREE を趣味として運営し、自分のポケットからサーバや運営費を捻出していた。

サービスが10万人に達したとき、田中氏には決断を迫られる転機がやってきた。GREE を続けるために楽天のフルタイムの仕事を辞めるか、GREE をシャットダウンさせて毎日の仕事に戻るかだ。当時の GREE のユーザにとっては幸いなことに、田中氏は前者を選択した。

私のサービスを使ってくれる人が10万人以上もいたんだ。それをやめられるだろうか。

そして、目まぐるしくも2004年、友人で当時 CNET Japan の編集者だった山岸広太郎氏と GREE を公式に立ち上げることになる。

ベンチャーは魅力的なものではない。人を雇う必要があるものの金が無かった。倒産しそうだった。

田中氏はリスクの高い融資を得ることを余儀なくされたが、GREE は順調に成長していった。GREE のPC向けサービスは順調に伸び、新しいユーザが群れをなして、この新しいソーシャルネットワークを訪れ、その結果、田中氏の賭けは清算できたようだ。

会社を成功させるか潰すかという選択だった。

2000年代中盤になって、携帯電話の隆盛がやってきた。

当時、GREE は PC のみのプラットフォームで、PCベース SNS からモバイル SNS へと移ってゆく人々の移行率は、田中氏やチームにとって気がかりだった。

物事はフィーチャーフォンへ移るとわかり、PC からフィーチャーフォンへシフトを図らねばならないと思った。それは難しいことだったが、やらねばならなかった。

しかし、全員ではないまでも彼のチームには、反対する意見もあった。特に、エンジニアたちは、フィーチャーフォンへの移行が最良のアイデアだとは賛同しなかった。田中氏によれば、エンジニアたちはこのように言ったという。

こんな小さな画面をつくるために、エンジニアになったのではない。

しかし田中氏は、スマートフォンは人気が伸びることはなくても、ソーシャルメディア・プラットフォームとしては PC を遥かに凌ぐだろうと考えていた。

彼は事の緊急性についてスタッフをなんとか説得し、2009年末から2010年始めにかけて、GREE は SNS のすべての機能を iOS と Android 向けに対応させた。

やるか、やらずに失敗するかという選択だった。

「リーダーシップには統率力が求められる」と田中氏は説明する。2007年から2008年にかけてのスマートフォンがそうであったように、ある出来事が一過性のものに思えても、市場を変えるかもしれない瞬間を見逃さないよう、常にオープンマインドを持っておくことが重要だと述べた。

モバイルプラットフォームをローンチして以降、2億人以上が GREE で SNS またはモバイルゲームのいずれかを利用しており、そのうちのいくつかは、日出ずる国の外でも成功を収めている。田中氏は、(Facebook の)Mark Zuckerberg に次いで、世界で2番目に若い億万長者となった。

将来については、田中氏はゲームについて積極的な自信を持っている。

ゲームは間違いなく将来成長する。特に中国のスピードは速いだろう。

数年のうちには、ゲーム市場は現在の2〜3倍の大きさに成長し、特に中国や東南アジアがそれを牽引するだろうと、田中氏は語った。

自らの将来については、田中氏は今後も GREE への関与を貫くようだ。

起業には痛みを伴う。再びやりたいとは思わないだろう。

彼はそう締めくくり、聴衆からは大きな笑いと拍手が送られた。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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人気アプリ開発者養成スクール「Make School」とグリーが資本業務提携、今夏にはSFでスクール開催

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米国のアプリ開発者養成スクール「Make School」とグリーが資本業務提携を発表しました。Make Schoolは、シリコンバレーで数々の注目企業を輩出するY Combinatorから登場し、2011年に設立したスタートアップです。 今年1月中旬に、Make Schoolのプログラムに日本から1人だけ参加した女性についての取材記事をご紹介しました。彼女への取材でわかったのは、同プログラムの内容…

makeschool

米国のアプリ開発者養成スクール「Make School」とグリーが資本業務提携を発表しました。Make Schoolは、シリコンバレーで数々の注目企業を輩出するY Combinatorから登場し、2011年に設立したスタートアップです。

今年1月中旬に、Make Schoolのプログラムに日本から1人だけ参加した女性についての取材記事をご紹介しました。彼女への取材でわかったのは、同プログラムの内容がアプリ開発に留まらず、まるで起業家になったかのように事業やプロダクトに様々な観点から取り組めるということ。開発者としてはもちろんのこと、起業家としてのスタートを切るためにも適しています。

開発に関しては、Objectiev-CやCocos2D-swiftを活用したアプリ開発、コンピューターサイエンスなど様々な育成講座を提供しています。そのプログラムはMIT(マサシューセツ工科大学)やカリフォルニア大学バークレー校などにも組み込まれるほど高く評価されており、参加が10人に1人の狭き門であることもその人気ぶりを物語っています。

今回の資本業務提携の最初の取り組みとして、今年の夏、グリー監修のゲームアプリ開発者育成講座を2社間で共同展開。8週間にわたるプログラムはサンフランシスコで開催され、参加者は一般応募およびグリー社員の中から選ばれます。期間中はCocos2D-switfやCocos2D-Xを使ったアプリ開発が中心で、期間内に1本のゲームアプリを企画・開発、さらには公開するところまで持っていくそう。

グリーにおけるスマートデバイス向けゲームアプリ開発体制の強化や人材育成が加速化されるだけでなく、Make Schoolの一流のプログラムを通して、世界にも通用するアプリが日本から多く輩出されることに期待したいと思います。

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【#StartupAsia Tokyo 2014予告】創業者兼CEO田中良和氏が語る、GREEの将来

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THE BRIDGE のメディア・パートナーである Tech in Asia では、2014年9月3日〜4日、東京で初開催となるスタートアップ・カンファレンス「Startup Asia Tokyo 2014」を開催する。 この予告シリーズでは、開催日当日に向け、登壇者やイベント内アトラクションの紹介を中心に、イベントの全容をお伝えする。これまでシンガポールおよびジャカルタで、通算5回にわたって開催…

startupasia_tkyTHE BRIDGE のメディア・パートナーである Tech in Asia では、2014年9月3日〜4日、東京で初開催となるスタートアップ・カンファレンス「Startup Asia Tokyo 2014」を開催する。

この予告シリーズでは、開催日当日に向け、登壇者やイベント内アトラクションの紹介を中心に、イベントの全容をお伝えする。これまでシンガポールおよびジャカルタで、通算5回にわたって開催された Startup Asia については、ここから関連記事を閲覧できる。


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どのテック・コミュニティにもヒーローが居る。日本では、GREE の創業者兼 CEO 田中良和氏が、まさにそんな人物だ。彼が32歳のとき、Forbes は Mark Zuckerberg に続いて、田中氏を一代の億万長者となった中では、世界で2番目に最年少の人物として紹介、日本の若き起業家もこの業界の上位に手が届くことを証明してみせた。

田中氏の輝かしい成功は、若い技術者達のみならず、日本政府にインスピレーションを与えている。安倍首相のもとには、日本のスタートアップを支援する目的で組織されたチームがある。そのチームのリーダーである石井芳明氏(経済産業省・新規事業調整官)は、Tech in Asia とのインタビューで、ビジネスリーダーのなり得るスタートアップを、GREE くらいのレベルにまで育てたいと語った。

日本経済にとって、GREE の重要性は疑うまでもないが、Forbes での話から4年が経過した現在、かつてはすべてを支配していた GREE のゲーム業界における位置付けは将来が疑わしいものとなった。最新の財務状況の報告によれば、この2年間で見てみても、GREE の純利益は3億ドルから1億6,960万ドルに激減した。業界ウォッチャー達は、この変化をガンホーのパズドラのリリースと、留まるところを知らない成功に関連している、と言うだろう。

グローバル企業とて常に岐路に立たされる可能性はあり、GREE も例外ではない。同社は現在、そのビジネスの分野を激しく多方面に展開している。この3ヶ月だけ見ても、即日ホテル予約アプリ「Tonight」、老人ホームのレビューサイト「介護のほんね」、子供のケアサービス「スマートシッター」などをローンチした。GREE が自社が持つ財務力を活用することも恐れず、ビジネス開発に1億ドルのファンドを組成、最近ホットなニューアプリ SmartNews が3,600万ドルを調達した際には、リードインベスターとしてこのラウンドに参加した。

これらは何を目的としたものだろうか。9月4日の Startup Asia Tokyo で田中氏とのファイヤーサイド・チャットで明らかにされるだろう。彼は、GREE の成功、現在挑戦している課題、将来の計画について話てくれるだろう。

Startup Asia Tokyo 2014 の入場チケットはここから購入可能。
THE BRIDGE 読者向けの割引コード「readthebridge」の入力で入場料が25%割引になります。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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グリーが“顔が見える”子育て支援サービス「スマートシッター」の提供を開始

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「Casy(カシー)」や「タスカジ」など、生活者や家庭をサポートする生活密着型のサービスの登場が相次いでいます。そこに新たに加わったのが、グリーの子会社による「スマートシッター(smartsitter)」。家庭と、信頼できる保育者をつなぐ居宅訪問型の子育て支援サービスです。 気軽にシッターさんを頼み、頼れる社会を スマートシッターが提供するのは、1歳児以上を対象とした訪問型の託児サービス。保護者は…

「Casy(カシー)」や「タスカジ」など、生活者や家庭をサポートする生活密着型のサービスの登場が相次いでいます。そこに新たに加わったのが、グリーの子会社による「スマートシッター(smartsitter)」。家庭と、信頼できる保育者をつなぐ居宅訪問型の子育て支援サービスです。

気軽にシッターさんを頼み、頼れる社会を

Smartsitter

スマートシッターが提供するのは、1歳児以上を対象とした訪問型の託児サービス。保護者は同室でも不在でもOKで、居託訪問保育の利用後、保育者が同意すれば送迎なども依頼できるそう。留守中のベビーシッティングだけでなく、家で集中して家事を片付けたいといった日常のちょっとしたニーズに応えるサービスを目指しています。

スマートシッターに登録する保育者は、同社が面接し、保育審査や研修受講を経た人材のみと安心を第一に考えてつくられています。利用者(保護者)は、登録された保育者の写真や経験などのプロフィール情報を確認した上で、子どもの年齢や性格に応じて適切な保育者を検索することができます。子どものアレルギーや特別対応の有無、寝かしつけの方法などを詳細に記入することで細やかな対応を受けられることも特徴です。

保育の資格や経験を持ちながら、保育士として就労していない人材は全国で約60万人いると言われています。スマートシッターでは、時給や勤務可能時間などを自ら設定することが可能なため、経験に応じた柔軟な働き方が実現します。保育者の月額登録料は500円、また手数料として保育利用料の25%が発生する仕組みです。

全員子持ちのコアメンバーが手掛ける「スマートシッター」

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現在、スマートシッターを手掛けるチームは、男女ともに子持ちのメンバー。同社の谷 有紀子さんは、サービスを立ち上げた背景についてこう話します。

「私自身、働く母として、激戦区の保活で十数個の園を見て回った結果、良い保育をする保育者は、資格やブランドでなくその人の人間性だと感じたことが最大の理由です。初めての育児にチャレンジする中で、良い保育士・保育経験者の専門性に何度も救われ、それに感激しました。働いている/いないに関わらず、女性の就業支援や育児支援に強いモチベーションを感じており、社会の課題解決につなげたいという思いでサービスを立ち上げました

“見えない”ことの不安が大きな障壁となって日本ではなかなか定着しないシッター文化。顔や評価が見える「スマートシッター」が、新たな子育て支援の形を実現するのか。今後も、さまざまな保育関連施設や企業などと連携することで、保育現場の課題解決を目指していくと言います。

スマートシッターのチームに別途お話を伺う機会がありそうなので、また続編をお届けします。

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退会ページから読み解く「逆説的改善法」とプロジェクト推進に必要な3つの明確化ポイント

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スタートアップはどのタイミングからサービスの改善プロジェクトを立上げるべきなのだろうか? そもそも大きなサービスで改善プロジェクトを回したことがある、失敗も成功も体験した開発者、マネージャーでなければどうやってプロセスを回したらいいかも分からないかもしれない。 簗島亮次氏はデータマイニングの専門家であり、グリーでゲーム以外のプラットフォームに関するプロジェクトマネジメントを経験後、フリークアウトで…

GREEを退会する方法(iPhoneアプリ版)___nanapi__ナナピ_

スタートアップはどのタイミングからサービスの改善プロジェクトを立上げるべきなのだろうか?

そもそも大きなサービスで改善プロジェクトを回したことがある、失敗も成功も体験した開発者、マネージャーでなければどうやってプロセスを回したらいいかも分からないかもしれない。

簗島亮次氏はデータマイニングの専門家であり、グリーでゲーム以外のプラットフォームに関するプロジェクトマネジメントを経験後、フリークアウトでDSPの入札アルゴリズム企画などに携わっている。現在はフリークアウトでの業務と並行して「ビッグデータをお金に換える」環境開発を推進するIntimate Mergerの代表取締役も務める。

本稿では彼がMOVIDA SCHOOLでスタートアップに共有した「データドリブンな」改善プロジェクトの実例とノウハウについて整理してお伝えする。

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簗島亮次氏

グリーの退会ページは「改悪」で退会数を半分に減らした事例

簗島氏のレッスンで面白かったのが退会ページを活用した「天の邪鬼」な改善プロジェクトの解説だ。

彼がグリー時代に取り組んだ退会ページはハウツーサイトに方法が掲載されるほど、使いにくいもので有名だった。

しかしこれは別に偶然できたものではなく、簗島氏たちがユーザーの膨大なデータを解析し、ユーザーにとって心地よい操作感とは「徹底的に逆の」アプローチを愚直に実装した結果なのだという。こうやって「改悪」された退会ページによって退会者数は半減したのだという。

いくつかスライドをお借りしたので、簗島氏が解説したユーザーが使いにくくなる「改悪の手法」をご覧頂きたい。ちなみに私の方で「改善するための」補足もコメントで入れておいた。

スライド17

改善するには:クリックさせたい情報はファーストビューに入れる

スライド18

改善するには:クリックさせたい情報と並列で紛らわしい情報は並べない

スライド20

改善するには:各ページで遷移した時にリンクのタイプはフォーマットを統一する

スライド21

改善するには:スマートフォンにおける指でのクリックはやや下に反応する場合が多い。なので、上下ではなくリンクは左右に置くのが鉄則

スライド23

改善するには:入力必須などの場合はかならずその旨を書いておく。フリーワードは入力ストレスが高いので、なるべく使わない

なるほど、逆張りすることでここまで完璧なまでの改悪ができるのかとある意味感心してしまう。さらに逆に言えば、間違ってもこのような間違いを「正しい」インターフェースに使ってはならないということだ。では、続いて簗島氏が共有してくれた、改善プロジェクトの進め方についてもお伝えしよう。

すべてを明確にすることから始まる

簗島氏はとにかくこのレクチャーの中で何度も「明確化」という言葉を使っていた。それだけ改善プロジェクトは曖昧になりやすいポイントが隠れているということでもある。簗島氏が指摘する明確化すべきポイントはまずこの三つだ。彼の言葉を紐解いてみよう。

実施施策の目的を明確化する
プロセスを明確化する
達成基準と撤退基準を明確化する

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実施施策の目的を明確化する

まずはゴール設定だ。 「改善して何かを作ってみたはいいものの、何のために作ったのか、何を達成したかったのかが分からないのではゴールがいつまでたってもやってこない」と簗島氏 。これではプロジェクトは永遠に終わらない。ポイントは言葉の定義にある。

「例えば脱落したというのは最終ページに辿り着かなかった、と定義してそれを数値化する。売上とは何か。ユーザ数と課金を掛け合わせたものなのか、平均単価を購買数で掛けたものなのか」。

また達成したいKPIがシステム上に存在し、かつ改善のアクションプランに繋がる分解ができているかどうかも大切だ。

「顧客の満足度を上げようなんて話になっても実はシステムにその解析方法がなかったり、1時間の売上とかでKPIを設定しても最終売上に対する影響が微々たるものだったりする。適度な粒度での設定が必要だということだ」。

このKPIの粒度や質については獲得した会員の時期や流入経路によっても変化する。例えば簗島氏が「Twitterで呟いたら一気に登録してきたユーザーと自然に流入してきたユーザーは違うと認識すべき」と助言していたように、全てを同じKPIで判断せず、リファラを確認して検索流入でやってきてる人には「興味があるだろう」と仮定して継続率向上の方法を考えるなど、アクションプランを変える必要があるのだ。

スライド36

さらに簗島氏はKPIについてはシステムで出せるようにし、余計な工数をかけないことが大切であることも付け加えていた。見落としがちなポイントだが、ここは結構重要な箇所だったりする。

プロセスを明確化する

最終の目標が決定したら改善のプロセスに落とそう。ここのポイントは責任者の設定だ。

「改善プロジェクトには意思決定のポイントが多くなる。なので責任者をつけることが必要。A/Bテストで意思決定者がいないとテスト結果を伸ばしてしまいがちになる」。

また、曖昧になりがちな改善プロジェクトに対してトップが理解を示し、リソースをアサインさせることも大切だ。

「来週何やるか決まっていないような改善プロジェクトにはリソースをちゃんとアサインしていない場合が多い。決定権のある人が改善プロジェクトを進めた方がやりやすい」。

また、責任者を明確にした上で、様々な技術を使えないといけないので、ひとりのスキルによらず、チームで取り組むことが大切とも伝えていた。この点は改善ノウハウを会社に蓄積する上でも重要なポイントになる。このノウハウが溜まる仕組みづくりについては、例えば、改善専門のプロジェクトチームを作るのではなく、1カ月で終わるような短期間のプロジェクトを細かく立上げるといった方法が有効なのだそうだ。

達成基準と撤退基準を明確化する

最後の明確化ポイントは達成と撤退の目標値だ。簗島氏によれば、いつまでにどの程度達成すればいいかという達成基準と同時に撤退基準も決めるのがコツだという。例えば1カ月後に10%と決めてそれが達成できなければやめる。数字が上がらないのに継続すると終わらなくなるのを防ぐ目的だ。

そして前述のプロセスにも関係するが、マイルストーン的に設定するオフィシャルな承認会議も重要なポイントになる。

「例えばA/Bテストをやっても誰かが決めないといけない。誰かに決めさせるとその日の気分で全部決まっていってしまう。なので一週間に一回とか、オフィシャルに改善を決定する会議を用意するべき」。

また、達成したプロジェクトの後始末も忘れがちで 「楽しくなってそのコンテンツの改善を永遠に続けてしまう」ようなトラブルもまれに発生するという。いずれにせよ、オフィシャルな承認プロセスを用意して、適切なジャッジが必要というのは理にかなっている。

さて、いかがだっただろうか。ところで冒頭にスタートアップはいつから改善プロセスに着手すべきか、という問題提起をしていたのだが、この点について簗島氏のアドバイスは「創業者の手を離れたタイミング」と表現していたのが興味深かった。つまり、サービスの規模がある程度になって創業者から次のチームに開発プロジェクトが渡る頃にこのような改善プロセスを回し始めるのが効果的、というわけだ。

このようなフェーズに差し掛かっているスタートアップのみなさんは準備を始めてみてもいいのではないだろうか。

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GREE、有名人によるオリジナル連載が配信される有料メルマガサービス「Magalry」を3月で終了

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GREEは、今年の3月31日で有名人によるオリジナル連載が配信される有料メルマガサービス「Magalry(マガリー)」のサービス提供を終了することを明らかにした。 Magalryは、昨年2013年の2月にスタートした、テレビや雑誌で活躍する著名人が執筆したオリジナル連載記事を画像や音声、動画と共にWeb上で閲覧ができ、メールで受け取ることもできるサービス。津田大介、中川翔子、眞鍋かをり、土田晃之な…

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GREEは、今年の3月31日で有名人によるオリジナル連載が配信される有料メルマガサービス「Magalry(マガリー)」のサービス提供を終了することを明らかにした。

Magalryは、昨年2013年の2月にスタートした、テレビや雑誌で活躍する著名人が執筆したオリジナル連載記事を画像や音声、動画と共にWeb上で閲覧ができ、メールで受け取ることもできるサービス。津田大介、中川翔子、眞鍋かをり、土田晃之など、多彩な執筆陣がコンテンツを発行していた。3月末の終了に先立ち、発行されている各マガジンの新規記事発行は2月末までに終了する。

Tech総研に掲載されていたMagalryの開発チームへのインタビュー記事によると、Magalryでの記事はタレント自身が書くものをベースにするが、有料コンテンツとしての魅力を増すために、放送作家や構成作家などが協力し、企画サポートを行っていたという。

MagalryはGREE内で定期的に開催される新規事業提案制度「GREE Frontier」を経て実現したサービス。3ヶ月という期間で開発されたサービスだったが、残念ながら1年ほどでのサービス終了となった。

ちょうどサービス終了が発表された当日、サイバーエージェントがビジネスパーソン向けの有料ブログマガジン「B.L.G.(ビーエルジー)」をローンチしている。こちらはビジネスにフォーカスし、課金モデルも著者単位ではなく、サービスに月額課金を支払えばどの書き手のコンテンツも閲覧できるようになっている。

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どんな事業であっても、必ず成し遂げる意志を持て−−グリー青柳氏が語る「企業に必要な組織づくりと強い意志」

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企業の立ち上げには、さまざまな苦労や試練が待っている。そうした過程の中から得られた教訓や、事業を成功させるという強い意志によって、スタートアップは成長を図ることができる。 グリー株式会社、取締役執行役員常務の青柳直樹氏は、大学卒業後、投資銀行のドイツ証券を経て、2006年にグリーに入社。米国子会社GREE International設立に携わるなど、グリーの成長を牽引している人物だ。 グリー青柳氏…

企業の立ち上げには、さまざまな苦労や試練が待っている。そうした過程の中から得られた教訓や、事業を成功させるという強い意志によって、スタートアップは成長を図ることができる。

グリー株式会社、取締役執行役員常務の青柳直樹氏は、大学卒業後、投資銀行のドイツ証券を経て、2006年にグリーに入社。米国子会社GREE International設立に携わるなど、グリーの成長を牽引している人物だ。

グリー青柳氏が語る、企業に必要な組織づくりと強い意志についてまとめた

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グリー社長の田中氏との出会いから入社

大学生の時、インターネット関連のスタートアップをやりたいと思っていた。しかし、自分はプログラミングが得意というわけではなく、周りにはたくさん起業家やITベンチャーを立ち上げる人がいて、自分はどうしようか考えていた。そこで、自分なりの強みを持とうと考え、外資系の投資銀行に就職した。グリーとの出会いは、社長の田中氏と副社長の山岸氏の二人でやっていた2005年頃で、SNSサービス「GREE」の中でつながり、飲みに行ったのがきっかけだった。そこで「CFOを探している」という話を聞き、自らグリーに入りたいと志願した。

人とのつながりは大きな価値だ

もともと田中氏との共通の友人は多く、互いの素性や人間関係も把握していたため、入社後のやりとりはスムーズだった。スタートアップに入ってくる人を見つけるのはとても難しいが、友だちが多いと自分の取り組みや思いに共感してくれる人は多く、仲間や応援してくれる人を見つけることができる。人をいかに巻き込むかという意味でも、友だちは多いほうが良い。友だちとのつながりから、アイディアが生まれたりすることもある。人とのつながりは、スタートアップにとって大きな価値だ。

チームビルディングこそ、組織において重要な要素

チームビルディングは大切だ。当初計画したプロダクトやビジネスモデルが変わることは多い。そのため、プロダクトも重要だがどういう人とやるかが重要となってくる。優秀なメンバーがいれば、戦略を変更しても軌道修正に迅速に対応できる。環境の変化にも即座に対応できるため、チャレンジも容易になる。どんなに素晴らしいテクノロジーやアイディアがあっても、足元の組織が固まっていなければ意味がない。チームビルディングこそ、組織において重要な要素だ。

プロダクトに集中しろ

プロダクトに集中することが、一番のPRとなる。プロダクトを磨いていけば次第にプロダクトの良さを知ってもらうことができ、メディアの取材やリクルーティングにも大きく影響を及ぼすことができる。事業を成長させるには、プロダクトに集中することだ。

mixiとの競争から得られた学び

グリー立ち上げの頃に、mixiとの成長スピードの違いに悔しい思いをした経験があった。mixiは会社を作り資金調達をし始め、すでに事業が成長し人材も揃い始めてきた頃だったが、こちらはまだそこまで揃っていなかったため、成長スピードに大きな差を付けられてしまった。差を付けられた経験があるからこそ、そこから得られた学びとしてグリーは採用に大きく力を入れた。悔しい経験から学びを得ることは重要だ。

新しい産業を作るくらいのビジョンを持て

世の中にインパクトを与えるには、最低でも時価総額1000億以上にならないと意味がない。新しい産業を作るという気概を持って事業を進めるためにも、上場を目的にするのではなく、上場の先の大きなビジョンを持たなければいけない。

資本政策におけるストックオプション制度の設計においても、上場してすぐに権利が発生するのではなく上場して一定期間を経てから権利が発生するように工夫した。上場したタイミングよりも、上場して数年後に大きな壁が待っているからこそ、大きな壁を乗り越えるためにベストなメンバーが揃っていなければならない。上場のその先へと進むためには、大きなビジョンを持ち成長し続けるための施策を取ることが大事だ。

役員は、採用に力を入れろ

プロダクトと採用について、役員は日々考えなければいけない。規模がまだ今ほど大きくはなかった時は、社員の一覧ページを作り、各社員のストーリーをそれぞれ表現して企業の雰囲気を伝えるなど、採用に結びつく活動を試行錯誤しながら取り組んでいた。役員は、時間の多くを採用活動に割くべきだ。資金調達は手段であり、人とプロダクトがあってこその企業だということを忘れてはいけない。

どんな事業であっても、必ず成し遂げる意志を持て

最後はメンバーを信じて、どんな事業であっても必ず成し遂げる意志を持つことが大事だ。事業計画が変わろうとも、優秀なメンバーと高いモチベーション、そして強い意志があれば、今が仮にうまくいかなくても次がうまくいくはずだ。どんな状況であっても仲間を信じ、常に攻める意識をもって経営を担ってほしい。

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